行革110番 レポート NO.77
                  2005.8.26. 行革110番 後藤雄一

           
DIS端末画面     
       東京ガス/ガル情報変換
        
平成3年のまま
<概要>
  7月23日発生した震度5強を観測した地震で、東京ガスから提供さ
 れている地震情報が、正確に画面表示されていなかったことが判明した。
<経緯>
  8月初め、行革110番が7月23日の地震発生時「DIS端末画面」(災
害情報システム)を確認したところ、震度6が記録されていた。
そこで、行革110番が災害対策部に確認したところ、
  1. 東京ガスからの情報提供は平成3年から行われている。
  2. 東京ガスからのは「ガル」で情報提供される。
  3. 災害対策部が「ガル」表示を震度に換算して、「DIS端末画面」 
   に表示するシステムになっている。
  4. 震度の数値が近年変更になったが、災害対策部は「変更」になっ
   たにも関わらず、平成3年の換算システムのまま現在まで運用して
   いる。
  5. 7月23日も「震度6」が表示されていたが、災害対策部は気象庁
   に送っているデータを使っていたので、重要視していなかった。
   その結果、7月23日以降も対策を講じていなかった。
  6. 1週間ほど前、行革110番が指摘したところ、変換ソフトの変更
   に着手した。
  7. しかし、昨日現在、「DIS端末画面」(数百台)を設置している各
   自治体等には何の連絡もしていない事が判明した。
<問題点>
 1. 7月23日に担当者が、東京ガスからの情報に基づく「DIS端末画
  面」の震度数値が違っているのに気が付いていたにも関わらず、問題
  解明をせず、放置していた。
 2. 「DIS端末画面」は関係各自治体等関係機関に連絡もしていない事
  は、地震がいつ起こるかわからないにも関わらず、危機管理に対する
  意識がかけている。 



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