行革110番 レポート NO.87
                    2006.6.19 行革110番 後藤雄一

      
 ダイバー指示工事、実は架空工事だった
     工事代金2,446,500円、利息213,900円を返還!!


 行革110番が海上保安庁に刑事告発し下田海上保安部が「東京都、東京都職員、船主」
を海洋汚染防止法違反で沼津地検に書類送検した事件で、新たに「架空工事が」が
発覚した (行革110番が係争中の住民訴訟で書面が提出された)。

<事件の概要>
1. 平成16年6月・・「平成16年度野伏漁港-4.5m泊地整備およびその他工事」
 を前抗建設が受注する。受注額・・1億1,917,5000円。
2. 平成17年1月・・行革110番が監査請求し、架空工事代金970万円を返還。
  本件工事で岩塊等を野伏漁港から10Km先に投棄したとして工事代金は支
 払われたが、実際の投棄場所が野伏漁港から400mに投棄していた。
  港湾局は工事変更を行い、970万円を工事業者から返還させた。
3. その際の変更理由は、「魚礁作成」であるとして魚礁作成工事に必要なダイ  
 バー/投入指示を行ったとして潜水工事代金を追加して支払った。
4. しかし行革110番が行っている住民訴訟で、裁判所を通し「本件魚礁作成
 工事でダイバー/投入指示を行った潜水記録」を当該潜水会社に調査嘱託を
 行ったところ、「記録なし」との回答があり投入指示の潜水は行っていなか
 ったことが判明した。
5. つまり、港湾局は魚礁作成の既成事実を作るため調査も行わず「工事変更」
 を行い業者(前抗建設)に架空工事代金を支払っていたことになる。
6. 本件ダイバー指示工事が「架空工事である」との事が公表される前に、前
 抗建設は、東京都に対し、五洋建設からの報告という形で「顛末書」を提出
 した。
7. 6月1日「カラ工事代金 2,446,500円、利息213,000円」を返還した。




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