行革110番 レポート No.112
                  
2007.11.5. 行革110番  後藤雄一

           都営住宅のズサンな管理
          敷地内/私設駐車場で料金徴収    
             不当利得・監査請求

<概要>
 世田谷区池尻2-3-2にある都営団地「池尻団地」の敷地内において、自治会が認めている
「自主管理活動委員会」という組織が、東京都、都住宅供給公社に無断で「駐車場スペース」
を作り・管理し「1年/25,000円の駐車料金」を徴収している。
また、団地内に八百屋さんが定期的に店を開いているが、自治会はこの八百屋さんから
場所代を取り、自治会収入としている。
 上記、駐車場代、八百屋さんの場所代徴収は、自治会及び自主管理活動委員会の
不当利得に当る。
よって知事に、「自治会及び自主管理活動委員会」から不当利得分を、東京都に返還させる
よう求める。

<問題点>
1. 都営住宅は、行政財産であり無断使用は禁止だ。
 その上、本件は料金を徴収しており、極めて悪質である。
 (駐車場は廃止され、車は移動される見込み)
2. 行革110番は、本件同様の都営住宅敷地内に駐車場をつくり料金を徴収して
 いた事件を東京地裁に提訴した。
  裁判長から和解が提案され、平成15年10月14日、被告(東京都)は
 「今後も、都営住宅の適正な管理に向けて積極的に努力する
 との和解条項に同意しているが、今回の事件で
 東京都は「管理を怠っていた事」が判明した
3. 当時、本件池尻自治会も東京都住宅供給公社を通じて指導が行われているにも
 かかわらず、池尻団地自治会は「指導を無視したことになる。
4. 今年9月にも本件駐車場料金を徴収している、とのことだが、都市整備局、
 住宅供給公社の担当者の聴取にも、返還の意思を示していない。



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