行革110番 レポート No.113
                  
2007.12.10. 行革110番  後藤雄一

             第2弾
          平成19年・都議補選    
         公費負担のガソリン代を監査請求!!!

<概要>
 本日、別紙監査請求書のとおり、平成19年度・都議補選における
「公費負担のガソリン代請求」に関し、不可解な箇所がある候補者(現職都議も)
がおりましたので、監査請求しました。
 なお、平成17年度の監査請求は、監査期間の1年を過ぎている事から
却下されました。刑事告発で対応しています。
    ___________________________________


○監査請求は以下()の通り。
    _________________________________
      都知事・本件各候補者に関する措置請求

第1. 概要
1. 都議会議員選挙では、選挙を公平に行う為、「掲示板に貼るポスター代、
 候補者カーの借上げ代(レンタカー等)、同ガソリン代 運転手の人件費」が
 公費で支払われる。
  このガソリン代の公費負担は、定額でなく、実費で限度額も決められている。
 当然、候補者カー以外の給油は認められず、1日7,350円、9日間で66,150円
 と限度額が決められている。
2. 平成19年3月30日(金)〜4月7日(土)の9日間、都議会議員補欠選挙が行われた。
 候補者カー等のマイク・スピーカーを使った街頭活動は、朝8時から夜8時までの
 12時間と決められている。
3. しかし、本件都議補選で都選管に提出された「ガソリン代の公費負担額」
 の文書には、ガソリン代金を水増し請求していると疑いを持つ以下の候補者
 がいる。

 (1) 大田区/石原聖康候補
   違法不当理由・・9日間毎日、50リットルと同じ量を給油している。
        請求額が最高限度額の66,150円である。
        限度額(7,350円)単価=給油量と計算したと考える。
        候補者カー1台の給油量として、常識で考えられない給油量だ。

 (2) 江戸川区/田之上郁子候補
   違法不当理由・・9日間ほぼ毎日、62.65リットルを給油した
        請求額が最高限度額に近い65,202円である。 
        候補者カー1台の給油量として、常識で考えられない給油量だ。
 (3)江戸川区/田島和明候補
   違法不当理由・・請求額が最高限度額に近い63,180円である。
        候補者カー1台の給油量として、常識で考えられない給油量だ。 

第2. 違法・不当理由。
1. 本件ガソリンの公費負担は、「候補者カー1台が実際に消費したガソリン」
 の代金である。
2. 当然、候補者カーの性能等、当日の条件などが考慮する必要があるが、
 消費するガソリンの量には限界がある。
3. 請求人は今年10月、平成17年7月に行われた都議選で同様の公費負担の
 ガソリン代について、400リットル以上のガソリンを消費した候補者等を対象に
 「違法・不当な請求をしている」と監査請求した。
4. すると、監査請求対象者以外の都議も含めて45名(事実証明書は44名とな
 っているが、その後1名返還している)が返還した。
5.  返還した現職都議の中の、内田茂、村上英子、やまかあけみの各都議が給油
 したとされるガソリンスタンドは、TBSのテレビ取材に対し、候補者カー以外
 の分の給油を頼まれた等の証言をしている。
  また、高倉良生都議もテレビ取材に対し、間違って多く請求した事を認めてい
 る。
6. 本件候補者3名の給油量は、下記のとおり限度額に近い給油量であり、
 平成17年7月の都議選で水増し請求が行われた状況と極めて似ている。

  
選挙区 候補者名 合計/リットル 支払額/円
太田区 石原聖康  450  66,150
江戸川区 田之上郁子  561.11  65,202
江戸川区 田島和明  468  63,180

7. 本件監査請求の対象者である「石原聖康候補」「田島和明候補」は、平成17年7月の
 都議選に立候補して落選したときにも、本件同様に、「石原聖康候補」は限度額
 の66,150円、「田島和明候補」は、限度額に近い64,386円が支払われている。
 しかし、請求人が確認した11/26までには返還されていない。・・・別紙
8. よって、監査委員は本件候補者が給油したガソリンスタンドからガソリン
 の納品書を提出させ、給油量をチェックし、架空請求など不当・違法な請求・
 支払があれば返還させるよう求める。



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